行政書士を廃業する3つの特徴の一つとして、経営者になりきれていないことが挙げられます。
難関試験と言われる行政書士試験を突破したものの、経営者としての訓練を何一つ受けてこなかった人が大半だと思います。
また、そのほか「プライドが高い」や「実務ができない」という特徴が挙げられます。
これらは、実際、私がこれまで行政書士活動を行っていく中で、感じている特徴です。
それでは、行政書士を廃業する人の3つの特徴について解説していきます。
解説は現役の行政書士がします。
行政書士を廃業する人の3つの特徴
また、以下これらについて詳しく解説していきます。
・経営者になれていない
・プライドが高い
・実務ができない
経営者になれていない
行政書士は国家資格で、この資格を武器にビジネスを始めることは大きなアドバンテージがあります。
しかしながら、ただアドバンテージがあるというだけで、競争しなくてもいいということではありません。
行政書士も、数あるサービス業のうちの一つで、競合他社と競争しなければなりませんし、経営もしなければなりません。
そういった経済活動を経てようやく事務所をまわすことができるのです。
行政書士を廃業する人はこういった経営者の仕事をおろそかにしていることが挙げられます。
プライドが高い
行政書士を廃業する人の特徴としてプライドが高いことが挙げられます。
行政書士は人気商売です。
そのため、謙虚になれない行政書士は、依頼者側から敬遠されがちです。
依頼者側から敬遠されると、リピートの依頼もなく、また紹介経由での依頼もなくなります。
また、謙虚になれなければ、横の繋がりのできにくく、なかなか依頼の窓口を広げることができません。
行政書士の業務はスポット業務が大半で、仕事を獲得するには横のつながりも大切になってきます。
実務ができない
行政書士を廃業する人の特徴として、実務ができないことが挙げられます。
行政書士業務は多岐にわたります。
また、他士業との横の連携もある程度とっていかないといけない業務も多数あります。
専門外でも勉強しないといけない事柄は多数あります。
これらが、理解できていないようでは、到底実務ができなとは言い切れません。
また、実務ができない場合、自信をもって営業をすることもできなく、どうしても消極的になりがちです。
消極的な営業活動は逆に相手方にマイナスのイメージを与えかねません。
行政書士を廃業しないにはどうすれば良いか?
経営者のなるための勉強をし、謙虚になり、実務を勉強する。
これらは3つの事柄であると同時に、全て密接に関係しあっています。
経営者になるための勉強や、実務は勉強するには、謙虚さが必要になってきます。
また傲慢であった場合、学びの姿勢に影響が顕著にあらわれることは言うまでもありません。
これは余談ですが、成功者には人格者がすごく多いです。
行政書士を廃業しないためには、謙虚さを忘れずにずっと学び続けることが大切になってきます。