書式がないと行政書士業務はできない【開業前に準備しよう】



行政書士業務をするには、「書式」が必要になります。

この書式がないと行政書士業務はできません。

それでは行政書士の書式とはいったい何なのでしょうか?

この記事では、この「書式」について解説していきます。

書式がないと行政書士業務はできない

書式がないと行政書士業務はできない
冒頭でも説明したように、「書式」がなければ行政書士業務はできません。

書式といっても様々にありますが、特に開業したてで重宝するのが必要業務に関するチェックシートや、ヒアリングシート、FAXや手紙などの定型文です。

行政書士開業当時はこれら書式に助けられることが多くあります。

例えば、法人設立の依頼を受けた場合、何が必要になり、何をヒアリングしないといけないか、全てこのチェックシートによることとなります。

同じ依頼を何度もこなして、その業務にある程度精通しれば、こういった書式は必要ないかもしれませんが、開業当時の知識はほぼ素人に毛をはやしたぐらいのものになります。

こういった書式がなければ、いきあたりばったりで業務をこなしていかなくなる羽目になります。

つまり、業務ができなくなることになるのです。

行政書士の書式は2種類のものを準備しよう

行政書士に書式を準備するにあたり、行政書士業務証の書式と、事務所運営用の書式を準備する必要があります。

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

行政書士業務を遂行するための書式

行政書士の業務は幅広く存在します。

これら幅広い業務に対応するためにはどうしても書式が必要なります。

例えば、
・建設業許可申請
・産業廃棄物収集運搬業許可申請
・古物商許可申請
・宅建業免許許可申請
・旅行業営業許可申請
・株式会社設立
・合同会社設立
・相続・遺言
など、数え上げたらキリがありません。

行政書士業務をするということはこれら代表的な業務に対応していかなければなりません。

そのためにも、各業務における書式は必要となるのです。

行政書士事務所を運営するための書式

行政書士業務遂行に必要な、書式以外にも以下のような事務所運営に必要な書式が必要になります。

・委任状
・請求書
・見積書
・金銭預り証
・領収書
・案内書
・顧客名簿
・事件簿

これらを例えば、ネットからの情報を使い、自身で作成することはできるのはできるのですが、初めから書式セットを購入して準備しておいた方が効率は良いでしょう。

行政書士は、基本的には情報を売り買いするビジネスです。

自身の情報は売るのに、他人の情報は買わないというのはナンセンスです。

情報は有料で仕入れ、有料で売る。

これが健全な行政書士にビジネスとなります。

行政書士開業セットを購入しよう

行政書士の書式をどこで手に入れれば良いかわからない方は、ネットで検索してみましょう。

行政書士開業セットなるものがさまざまなところから販売されています。

価格も安価なものから高価なものまであります。

無理して、高価なものは買わなくてもいいですが、ある程度書式がそろっており、これがあれば運営できるというものを購入しましょう。

また、販売日が古いものは、最新の法改正のものに対応していないものもあります。

気になるようでしたら、販売先に問い合わせてみましょう。

また、これら書式に関しては、必ず行政書士開業時には揃えておくことにしましょう。

その他行政書士開業に必要な設備

応接セット以外にも、行政書士事務所に必要な設備としては、以下のものが必要となります。

これらは行政書士業務をしていく上で必須の設備となりますので、開業時には必ず揃えておきましょう。

事務所の設置

応接セット

固定電話の設置

表札の設置と職印の調製

プリンターの用意

書式の準備(当記事で解説)

名刺の作成

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