カジノ銘柄の本命とは?カジノ法案で急騰期待が高まるテーマ株に株式投資



カジノ関連銘柄とは

1カ所で最大で数千億円単位の投資になることも想定される。経済効果は投資額の2倍から3倍になる

一言でカジノ関連と言っても幅広いのですが、先ず カジノゲームの会社、そしてホテルや建設会社がやはり一番影響を受けやすい と思います。

経済的な影響は、仮にIRを大阪、横浜、北海道の3ヵ所に誘致した場合、その経済効果は年間1兆円超との試算もなされています。

カジノ関連として想起されるのは主にゲーム・アミューズメント関連やホテル産業だが、観光立国日本を後押しする切り札として、

今後も折に触れて インバウンド関連株全般の株価をも刺激することになる と予測されます。

業界 概要
建設/不動産・ディベロッパー カジノを中心とした統合的リゾートとして建設、開発が進められる公算
設計・内装 魅力的な空間創出のための施設の内装デザインや設計
IT関連 スロットマシンなどの機器や顧客、従業員の管理システムなど
ゲーム・アミューズメント ルーレットやカードゲーム、スロットなどのコンテンツ
ライブ・エンターテイメント 米ラスベガスなどではサーカスやショー施設を併用
観光関連 旅行、運輸、ホテル、飲食、代理店など立地地域の観光産業と相乗効果
金融 機関、個人投資家などによってカジノを取り巻く金融市場の形成も
セキュリティー 巨額現金のやり取りでセキュリティー需要

カジノ法案とは

統合型リゾート(IR)整備推進法案-2016.12

カジノ関連テーマ株

日本で誘致検討がされている統合型リゾート(IR)とは、カジノ、ショッピングモールや美術館などのレクリエーション施設、国内旅行の提案施設、ホテル、レストラン、劇場・映画館、テーマパークなどとカジノを含んだ一体となった複合観光集客施設です。

統合型リゾート施設(IR)整備法案-2018.7

今回可決・成立したIR整備法では

  1. 最初の段階として全国で最大3カ所を設置場所とする
  2. カジノ収益の納付金税率を30%とする
  3. カジノのスペースをIR全体床面積の3%以内とする

ことなどが決められました。

カジノはいつ日本にできるのか?

政府がIR実施法案を策定後、民間企業へのカジノ営業ライセンスの付与や建物の建設にも時間が必要になるため、 2020年の東京五輪以降になることは確実視 されています。

香港のCLSA証券は 23年ごろに国内初のカジノが開設されると予測 しています。

また、大阪市が大阪府、関西経済3団体と共同でとりまとめた「夢洲まちづくり構想(案)」では、24年前後に人口島の夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)でカジノが開設されることを想定しています。

最近の動き

 2016年11月  民進党内でIR整備推進法案の早期成立を目指す議員連盟が発足。
 2016年12月6日  衆議院本会議にてIR推進法案が自民党・公明党・日本維新の会の賛成多数で可決。
 2016年12月14日  参議院本会議にてIR推進法案の修正案が自民党・日本維新の会などの賛成多数で可決[16]。前日に開催された参議院内閣委員会で法案が修正されたため、同日衆議院へ再送付された。
 2016年12月15日  衆議院本会議にてIR推進法案の修正案が自民党・公明党・日本維新の会の賛成多数で可決・成立した。
 2016年12月26日  IR推進法が施行された。これを受け政府はギャンブル依存症対策を検討する関係閣僚会議を開催し、本格的な法整備の検討に乗り出した。
 2017年3月24日  政府はIRの導入に向け、首相を本部長とする「特定複合観光施設区域整備推進本部」を立ち上げた。これに伴い、内閣官房にあった本部の設立準備室を整備推進室に改編した。
 2017年8月1日  特定複合観光施設区域整備推進会議議長の山内弘隆一橋大学商学部教授が首相に規制案等を盛り込んだ報告書を提出。
 2018年4月27日  政府がIR整備法案を閣議決定。当面は全国3カ所を上限にIRを整備し、日本人と国内に居住する外国人から入場料6000円を徴収する。
 2018年7月20日  カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案が参院で可決・成立

カジノ誘致候補地

認定区域は3カ所以内

カジノの認定区域の上限は3カ所となっています。

認定区域の選定は早くても2019年後半になる見通しとのこと。

現在では 大阪が最有力候補 となっていますが、認定区域が3か所以内となっているため、他の地方自治体にもチャンスはありそうです。

今手を挙げている地方自治体

北海道
小樽、苫小牧、釧路市
千葉
幕張沖人口浮島「メガフロート」
東京
「お台場」「青海地区」
神奈川
「山下埠頭」「本牧エリア」
大阪
「大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)」
和歌山
「和歌山マリーナシティ」「コスモパーク加太」
宮崎
「シーガイア」
などである

チェックしておきたいカジノ銘柄10選

イルカさん
アスコットとイントランスはおさえておきたいね
ペンギンさん
爆発力がすごいものね。
1418 インターライフ 内装工事会社。大型商業施設向け主力。音響・照明設備工事に参入。
2743 ピクセル カジノ向けゲーム機開発、太陽光発電支援、フィンテックに主力転換。オフィストナー撤退。
3237 イントランス 東京都心部中心に不動産再生事業を手掛ける。賃貸・販売仲介にも参入。
3264 アスコット 東京中心にマンションを開発・分譲。コンパクトマンションが主力。収益不動産開発も。
3625 アスコット 携帯アプリやシステムの開発、サイト構築など展開。携帯向けに強み。TOKAIと提携。
3739 コムシード パチンコ関連のモバイル向けコンテンツに特化。会員料が収益源。オンラインゲームから撤退。
6425 ユニバーサル パチスロ機大手。カジノリゾート業ではフィリピンの「オカダマニラ」開発急ぐ。
6993 大黒屋 祖業の特殊照明器から買収した質屋・大黒屋に主力転換。英国にも展開。
7612 Nuts コンテンツの企画・制作。パチンコ・パチスロ関連が主力。アミューズメント・キャラクター事業も。
9307 杉村倉庫 関西地盤の倉庫老舗。流通加工業務を拡大。運送業も。ゴルフ練習場併営。

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