株式投資で勝つようになるには大まかに3つの条件が必要です。
- 「シナリオを読む力」をつけること
- 「テクニカルはつくられている」ことを知った上でテクニカルに精通すること
- 「情報リテラシー力」を鍛えること
です。
まずファンダメンタル面での「シナリオを読む力」をつけるためには「情報リテラシー力」がしっかりしていなくてはいけません。
世に煩雑する情報にリテラシーをかけ、正しい情報だけを抜き取る。
こういった作業を一つ一つ積み重ねて、初めて「シナリオを読む力」がついてくるのです。
つくられる世界情勢
世界情勢、特に日経市場においては年に いくつかの金融を動かすイニシアティブ というものが存在します。
これは主に日経市場に変化を与えるためのものです。
悪い言い方をすれば操作ですね。
2016年は米国の利上げ問題、そして2017年のイニシアティブは何といっても「北朝鮮ミサイル問題」、そして「トランプ発言」でした。
これらに振り回されて損失を出した人も多いのではないでしょうか?
特に北朝鮮ミサイル問題は連日連夜のようにメディアで取り上げられていましたから、戦争へ突入し日経も大暴落を起こすのではないのかと思われていた方も少なくはないと思います。
株価を下げるため若しくは株価を上げるために、メディアを使って株価誘導する事はよくあることなのです。
世論を煽るメディア

出展:bloomberg
北朝鮮は現在、平和路線へと移行しているのみたいですが、ほんとプロレスの茶番劇です。
さんざん煽ったメディアもなんだったのか。
時には政府をも動かす金融市場、メディアを使うぐらいは簡単にできるのですよ。
表があれば裏があるのです。
世界は国境というものでボーダーが引かれていて、国というものがあります。
しかし、金融や経済の世界ではこのようなボーダーなんてものはないのです。
つまり、表向き揉めていても裏ではきっちり話はまとめられている。そういうものなのです。
北朝鮮ミサイル問題の狙い
では、「北朝鮮ミサイル問題」の各国の真の狙いはなんだったのでしょうか?
- 北朝鮮は為替ショートで外貨を稼ぐこと
- アメリカは日本からお金を引っ張る事+軍事兵器を買わせること
- 日本は戦争懸念を煽って自民党優勢の世論を固めていくこと
といったものがあったのです。
北朝鮮の狙い
先ず、なんといっても北朝鮮が為替、先物でショートのポジションをとってからの煽りですよね。
しかもちょうどチャートが下降トレンドに入る第1波の起点のところで、宣戦布告にも似たような米国への煽り、そして第2波の起点を狙って核実験をやってきているのです。

下降トレンドに入るちょうどいいタイミングを狙ってきているので、まさにドンピシャのタイミングです。
もちろんふだんからちょくちょく弾道ミサイルを打っていましたので、下げ相場により拍車をかけることになったのです。
投資家仲間ではそうやって外貨を稼いで、稼いだお金でまたミサイルを開発しているのだと有名な話でもありました。
アメリカの狙い
投資家仲間との話にはこういったものもありました。
日本政府から米軍に渡ったお金は、19兆円であると。
こういった話はけっして表にはでないのですが、空母カールビンソン1隻に19兆円ですよ。
日本の税収がざっと43兆円なので、その額を考えてもらったらすごい額だと思います。

この19兆円のなかにはアメリカから買わされた軍事兵器費用も入っているのか、また別途の支払いなのか詳細なところは定かではありませんが、なんともものすごい額ですよね。
日本の狙い

そして最後に日本の狙いですが、これは言わずもがな当時自民党は9条に関しましていろいろと議論していましたよね。
では何故戦争は起こらず3国がそれぞれの思惑で動いていただけだと、結論づけれるのかと言いますと、はっきりいって3国は繋がっているからです。
この3者の間に入って、直接話したことはもちろんないので、どこまでの計画だったのか知るよしもしませんが、うまいことやったなという印象だけが今では残っています。
これらが冒頭で「金融や経済の世界ではボーダーなんてものはない」とお話しました真意となります。
情報リテラシー力
嘘がちりばめられている
当時、私は日和見でノーポジでした。
日経のベクトルは上を向いていますので、買いのスタンスは崩れていませんでしたが、ただチャンスを伺っていたました。
もちろん戦争はないという確信もありました。
ではなぜ、あの連日連夜のマスコミの煽りの中、日経のベクトルは上だという指針を見失わなかったのかといいますと、情報にリテラシーをかけていたからです。
仕掛ける者(ゲームマスター)は仕掛ける時、当然にメディアを使ってくると今までさんざん話をしてきましたが
これ、いつもメディアが不安や焦燥感を煽って株価を乱高下させているばかりじゃないのです。
むしろ、メディアが報道している事柄が本当におきている場合がほとんどなのです。
しかし、 その中には疑問になる報道がある という事なのです。
つまり、情報リテラシー力をつけ、何が真実かという答えを自分なりに見出していかなければならないということなのです。
いつも嘘ばかりついていたら、嘘だとばれるのです。
いつもは真実を語り、わからないように嘘を混ぜ込む。
騙されるでしょ?
これが仕掛ける者(ゲームマスター)のやり方なのです。
開戦前は必ず空母3隻

ではどうして私が、それが仕掛けだと見抜けたのか?
先ず、最初の根拠は「米軍が開戦するときは、必ず3隻以上の空母を近海に呼び寄せる」と言う事です。
当時日本でパニックにも似た現象になっていたときは 空母カールビンソン1隻しか近海にいなかった のですよ。
防衛銘柄が動かない
次の根拠ですが、株式の銘柄には防衛銘柄というものがあります。
主に軍需物質など製造している企業などがその防衛銘柄群に名をつらねているのですが、もちろんそのセクターにもばんばん資金が入っていました。
しかし、値が高騰しているのは俗に言う小型株のみです。
肝心の大型の防衛銘柄はピクリとも動いていなかったんですよ。
大型銘柄にはそうそうたる企業が名をつらねています。三菱重工や川崎重工、ダイキンなどです。
ピクリともです。
小型銘柄というのはよくマネーゲームになりやすく、こういった際には買われやすいのです。
またそれが小型株の面白いところでもあるのですけど。
思惑相場といっても、ほとんど連想ゲームで上下するんですよ小型株って。
なので、小型株が高騰したのに信ぴょう性はなく、大型の防衛銘柄はむしろ下げていたぐらいでした。
これらから解析すると「戦争なんてする気がない」と結論に達するのです。
なぜそう言いきれるのかといいますと、本当にする気があるなら市場が反応しているはずなのです。
つまり大型の防衛銘柄が高騰しているはずなのです。
世の中は思った以上にインサイダーしています。
仕掛ける者(ゲームマスター)しかり、機関投資家、大口の個人投資家だって、 戦争するなら絶対に防衛銘柄の大型株に資金を入れてきます。
以上、戦争が起きないと結論付けた根拠なのですが、こういった情報は別に私が特別だから手に入るわけではなくて誰でも手に入るのです。
私がいつも株価を予想するときもそうですが、誰でも手に入る情報にリテラシーをかけ本物だけを抜き取り、予想しているのです。