ライトコイン(litecoin/LTC)とはビットコインの次に作られた 2番目に歴史のある通貨 です。
仮想通貨(暗号通貨)の一種で、2011年11月にスタートしました。ビットコインは2009年ごろと言われていますので、遅れる事約3年程ですかね。
この通貨も2017年から一気に価格を上げ、450円程だったものが現在では1万4千円前後で取引されています。
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ライトコイン(litecoin/LTC)の特徴
つまり、ビットコインと性能はほぼ同じなのですが、ビットコインの欠点を補うように開発が進められているのですね。
そうして開発されたライトコインですが、その性能は数字にもしっかり表れブロックの生成時間がビットコインだと10分のところ、ライトコインは2.5分に短縮されています。
ビットコインよりブロックの生成時間がの1/4になるので、 承認時間もビットコインの4倍へとスピードアップ し、しっかりと欠点は補われているかと思われます。
ビットコインと異なる点
では、その他のビットコインとの違いを見ていきましょう。
先ず、最初にライトコインの開発者ははっきりしていると言う事です。
開発者の名前はチャーリー・リー氏という人物です。
チャーリー・リー氏は、元Googleのエンジニアで中国の大手仮想通貨取引所であるBTCチャイナCEOボビー・リー氏の弟でもあります。
At Consensus, I got a chance to meet @SethEKaye, the guy who looked like chikun at the Senate hearings. He’s a great guy! See? It wasn’t me. pic.twitter.com/pV2GgBEiii
— Charlie Lee [LTC] (@SatoshiLite) 2018年5月19日
次に、流通量(埋蔵量)の違いです。ビットコインが2,100万枚であるのに対し、ライトコインはその4倍の8,400万枚です。
これは、ビットコインよりも「流通量(埋蔵量)が多く、採掘や取引も労力がかからないような形にして、希少性はビットコインよりも低いけれど、流通や取引に利用しやすいように、
と考えられているからだと思われます。なのでマイニング(採掘)する際もビットコインよりも容易にできる設計になっています。
ライトコイン(litecoin)と中国の関係性
ライトコインは中国産の通貨となります。したがって中国では人気が高く、取引量も多いため、中国での政治・経済での影響はモロに受けます。
赤い矢印は、中国政府が仮想通貨への規制と強化し、仮想通貨のトレーディング求めた時。
緑の矢印は、マイニング(採掘)回避を促す提案の概要をまとめた時である。
中国、仮想通貨の規制を強化 3大取引所、すべて閉鎖へ:朝日新聞デジタル https://t.co/1svRhjbhYN
— 一人でもマーケット速報 (@hitorimarket) 2018年5月20日
仮想通貨の規制強化嫌気し中国離れもhttps://t.co/WEv1ioF0ml
— 一人でもマーケット速報 (@hitorimarket) 2018年5月20日
つまり、 中国がなにかしらの規制を入れる度に暴落している のですね。
逆に考えれば中国が仮想通貨の解禁をすれば、価格は跳ね上がると予想もできます。
ライトコイン(litecoin)の将来
現在、中国は仮想通貨(暗号通貨)を規制していますが、今後、仮想通貨解禁のの流れになれば、おのずとこの中国系通貨の価格は跳ね上がっているかと考えています。
中国系通貨といえば、フオビ取引所で取引されているHTやOKEX取引所で取引されているOKBなど、現在高騰が続いています。中国人口の事を考慮すれば、さらなる飛躍が考えられると思います。
今後の中国政府の動きを要チェックですね!