NEO(ネオ)仮想通貨とは-中華系イーサリアムと呼ばれるその特徴と投資の将来性



 

ネオ(NEO)とは、中国初のパブリックブロックチェーンとしてICOが行われたアルトコインの一種です。

また、ネオ(NEO)は中国版のイーサリアムと呼ばれ、スマートコントラクトを装備した仮想通貨(暗号通貨)として注目されています。

以前はAntShare(アントシェア/ANS)という名称でしたが改名しています。ネオ(NEO)の方が覚えやすくていいですよね!

ネオ(NEO)が提唱しているのは 「スマートエコノミー」として、NEO内での生活が完結する経済圏を確立する 事です。

目指すところがイーサリアムと似ているところが 「中国版イーサリアム」 と呼ばれる所以です。

パブリックブロックチェーンとは

パブリックブロックチェーンとは、中央管理者がおらず、不特定多数のネットワーク参加者が取引を認証していくブロックチェーンのことです。

ブロックチェーンは大きく分けてこの「パブリックブロックチェーン」と「プライベートブロックチェーン」の2つに分けられます。

パブリックブロックチェーン プライベートブロックチェーン
中央管理者 存在しない 単独で存在
ネットワークへの参加 自由 許可制
取引承認の実行者 参加者 中央管理者

仮想通貨ネオ(NEO)の特徴

ネオ(NEO)の特徴はパブリックブロックチェーンの為、ビットコイン同様に マイナー(採掘)やノードによって高速に認証するシステム があります。

次にスマートコントラクトを装備したブロックチェーン技術の為に、イーサリアムの同様に アプリケーションのプラットフォームになれる と言う事です。

プラットフォームとは

プラットフォームとはソフトウェアやアプリなどが動作する「基盤の環境」になると言う事です。
例えば、「woord」や「excel」といったソフトは「windows」という基盤で動作しています。
ハードウェアで言うならば、ゲームの「マリオカート」は「ニンテンドースイッチ」を基盤として動作しています。

中央型アプリケーションとは
Facebookやyoutubeなど運営元がいて、その運営が作ったプラットフォームの上で写真や動画をアップロードしたり、見たりしています。

分散型アプリケーションとは
その逆で、 分散型アプリケーションとは中央管理者を設置せず、ユーザーとユーザー、つまり個人と個人が相互に管理しあうアプリやサービスとなります 。

ペンギンさん
ネオ(NEO)は分散型アプリケーションだよ

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは、「あらかじめルールを決めておき、そのルールに従って第3者を介せず自動的に契約をさせるプログラム」である。

身近なもので例えるならば、自動販売機ですね。

①ジュースの自動販売機にお金を入れる

②飲みたいジュースのボタンを押す

③自動販売機からジュースが出てくる

これは自動販売機を一つの例にとりましたが、その他に 不動産売買やDAppsゲーム、レンタカーサービスなど、多岐にわたっての契約を可能 にしています。

もちろんブロックチェーン技術を応用し作られているため、データ改竄が実質上不可能であり、契約の透明性も保たれています。

ブロックチェーン技術で契約を自動化にすることで大幅な人件費削減が可能になっており、さらには契約する上で詐欺にも合いにくくなっています。

▼スマートコントラクトの詳しい説明はこちらへ
時代は無人企業へ!?ブロックチェーン契約自動化-スマートコントラクト(Smart contract)とは

イーサリアムとの違い

 

ネオ(NEO)とイーサリアムの違う点としまして、

  •  多言語でスマートコントラクトの実装が可能である 
  •  中国独自の経済圏を築けれる 

と言う事が上げられます。

イーサリアムではイーサリアムの独自のプログラム言語が必要となっており、ネオ(NEO)は様々な言語でのプログラミングが可能となっております。

また、現在、中国は仮想通貨(暗号通貨)を規制していますが、今後、仮想通貨解禁になれば、ネオ(NEO)を中心とした独自の経済圏が気づかれてもおかしくはないです。

使うならやはり、自分の国の通貨がいいですよね。

さらにあの中国の人口ですから。

それらを考慮しますと、仮想通貨解禁になりますと爆発的に価格も高騰するとも予測できます。

処理速度の違い

ビットコインは1秒間に約7件の取引処理が可能とされています。

また、イーサリアムは1秒間に約15件です。

それに対してNEOは1秒間に1,000件の取引が可能とされています。

これは最速の処理スピードを持っているとされているXRPと同等の処理スピードです。

 

NEO GASとは

 

ネオ(NEO)は「NEO」をネットワーク上で使うために「NEO GAS(GAS)」というトークンを発行しています。

簡単に説明しますと、ネオ(NEO)はプラットフォームとして使い、NEO GAS(GAS)はそのプラットフォームで利用できる通貨となります。

「イーサリアムのGAS」の手数料という概念とは異なります。

NeoGas(GAS)の発行も1億GASと決められています。(ネオ(NEO)の発行枚数も1億NEOです。)

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