樋工事で建設業許可を取得する場合は、板金工事業での建設業許可取得となります。
本記事では樋工事の建設業許可の取得方法について解説していきます。

樋工事とは
樋工事とは、建物の屋外に設けられる雨樋、軒樋、立て樋、集水器、あんこう、はい樋、ますに関する工事のことをいいます。
金属板、溶融亜鉛メッキ鋼板は、薄くて加工しやすく、はんだ付けができるので、樋の製作には適した材料です。
しかし、「手入れをしないと耐久性が落ちる」「酸性の雨水にはあまり強くない」などの欠点もあります。
そのため、経年劣化により表面の塗料が剥がれたり、連結する金物が錆びついたりしますので、定期的な樋工事が必要になるのです。
樋工事の建設業許可とは
建設業許可業種には樋工事業という分類がありません。
そのため建設業許可業種の中の一つ、板金工事業での許可取得となります。
板金工事の定義は、「金属薄板等を加工して工作物に取付け、又は工作物に金属製等の付属物を取付ける工事」とされています。
具体的には、板金加工取付け工事、建築板金工事のことで、「建築板金工事」とは、建築物の内外装として板金をはり付ける工事を言い、建築物の外壁へのカラー鉄板貼付け工事や厨房の天井へのステンレス板貼付け工事なども行います。
また板金は、建築においては屋根の工事(屋根材、葺き付け、雨樋)や外壁の水切り、ダクトに使用される事が多くなっており、板金の技術を活かして切断加工や曲げ加工により様々な形状に加工し、これらの金属の薄板を取り付けるのです。
板金工事業(樋工事)の建設業許可要件
板金工事業(樋工事)の建設業許可を取得するには、下記の要件が必要となります。
以下の要件についてはこちらのページで詳しく解説しています。(⇒板金工事業の許可取得方法)
・経営業務管理責任者
・専任技術者
・財産的基礎要件
・欠格要件と誠実性
・営業所の要件
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大阪で雨樋工事の建設業許可取得を依頼する
いかがだったでしょうか?樋工事の建設業許可についての解説でした。
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