産業廃棄物収集運搬業許可を取得するためには①運搬施設②講習会③経済的基礎④欠格要件の4要件を満たさなければなりません。本記事では、この③経済的基礎について解説していきます。解説は産業廃棄物収集運搬業を専門としている行政書士がします。
目次
産業廃棄物収集運搬業許可の経済的基礎要件
産業廃棄物収集運搬業(積み替え保管を除く)を的確的かつ継続して行うことができる経理的基礎が必要となります。
経理的基礎の要件は、「少なくとも債務超過の状態ではなく、かつ持続的な経営の見込み又は経営の改善の見込みがある」ことを求められます。
債務超過による経理状況によっては、不許可となる場合、追加資料を提出することで経理的基礎要件を満たす必要があります。
産業廃棄物収集運搬業許可の債務超過
債務超過とは以下の事をいいます。
法人の場合
直近の計算書において、貸借対照表の純資産がマイナスの状態
個人の場合
直近の計算書において、資産に関する調書の資産<負債の状態
債務超過の場合の追加書類
直近の事業年度が、債務超過の状態にある場合は次の追加書類が必要になります。
- 財務実績・計画書
- 中小企業診断士又は公認会計士が作成した財務診断書
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いかがだったでしょうか?産業廃棄物収集運搬業許可の経済的基礎要件について解説してきました。
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