行政書士で稼ぐには単価の高い仕事を受注する必要があります。
単価の高い仕事を専門にすることによって年収1000万円を突破することができます。
逆に言うと単価に低い仕事も専門にしていては、年収1000万円どころか年収500万円も難しくなります。
では単価の高い仕事とはどういった業務が挙げられるのでしょうか?
ここでは、行政書士の単価の高い仕事について解説していきます。
行政書士の単価の高い仕事はなんですか?
行政書士で単価の高い仕事は、ずばり産廃関連や医療法人などの仕事となります。
産業廃棄物の施設関連だと数百万円の報酬、また収集運搬業許可でも複数の自治体への申請によりトータルで報酬が跳ね上がります。
また、法人関連においては、難易度の高い医療法人や宗教法人なども数百万円の仕事となります。
単価が高い仕事を狙うならここらへんの業務を狙ってみてはどうでしょうか?
また、これらの業務は、難易度が高く、ライバルのなる行政書士も少なくなります。
そのため、値段競争なども行わなくて良く、効率よく稼ぐことができます。
補助金業務も単価が高い場合がある
また、その許認可や法人設立業務以外の仕事に、補助金関連があります。
補助金業務の報酬は、基本的にはパーセンテージで報酬が決定されることが一般的です。
例えば100万円の補助額の10%でしたら10万円になりますし、1000万円の補助額の場合は100万円の報酬額となります。
1000万円下りる補助金の代表的なものといえば、ものづくり補助金や事業再構築補助金がこれにあたります。
補助額が大きい分、提出する書類は多くなりますが、その分報酬額も多くなりますのでやりがいがあります。
単価が高い仕事はライバルが少ない
上述で少し触れましたが、単価が高い仕事は、業務の難易度も高くなりライバルが極端に少なくなります。
そのため、参入障壁が高く、一度その分野で有名にあると一目を置かれる存在になります。
その分野での第一人者になることができれば、値段競争などしなくてすむようになりますし、仕事も紹介でどんどん入ってくるようになります。
これらの業務は、難易度が高いからと敬遠する行政書士も少なくはないのですが、せっかく資格をとり、行政書士を名乗って仕事をするわけですから、専門性を身に着け、先生と呼ばれたいものです。
単価の高い仕事のメリット・デメリット
単価の高い仕事のメリット
単価の高い仕事のメリットとしては、単価が高い分、仕事の数をこなさなくても良くなります。
一つの業務に集中することができ、結果効率もが良くなります。
また、単価の高い仕事を取り扱うことにより、年収が上がりやすい傾向にあります。
単価の高い仕事のデメリット
単価の高い仕事のデメリットとしては、業務の難易度が高く、参入障壁が高いことにあります。
この手の業務に関しては、手引きとなる専門書も出版されていることが無いことも多く、また経験者に教えてもらうにも、先ずはその経験者を探すことから始まります。
つまり、その業務に関しての情報が、ほとんどないところから始まります。
単価の高い仕事を受ける魅力
上述した単価の高い仕事のデメリットをみたとしても、大変困難な仕事ではありますけれども、これを受ける魅力としては、やはり単価が高いという事にあります。
例えば、産廃の施設許可の報酬が300万円だった場合、10万円の仕事の30回分となります。
手っ取り早く年収をあげ、さらに売り上げUPを目指すには必要不可欠な仕事となりますので、年収を上げてみたい方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。