行政書士の受験資格には、学歴制限というものがありません。
そのため、行政書士は高卒でも中卒でもなることができます。
高卒でも行政書士になることができるのはわかったから、それでは、高卒でも行政書士として活躍することができるのか？
と、いう方がきになるポイントになるかと思います。
この記事では、これらの問いの解説をしていきます。
高卒でも行政書士で活躍することはできるか？
高卒でも行政書士で活躍することはできます。
なぜなら、行政書士は実力社会だからです。
自身で仕事を獲得することができ、実務をこなすことができれば、学歴はほぼ関係ありません。
また、基本的には行政書士として活動していく中、顧客からも同業者からも、学歴について聞かれることもなく、聞くこともないです。
よっぽど良い大学を出て、例えば東大出身の行政書士です、と謳い文句で自身から主張しなければ、学歴にふれる機会がないのです。
ようは、実務ができるかできないかのはなしです。
同業者との会話も、もっぱら、実務の話となります。
学歴が影響するのはところといえば
行政書士として、活動していく中で多少なりとも学歴が影響してくるところといえば、人脈作りのところかなと思います。
出身大学が同じであれば、それだけで距離が短くなり、依頼にも直結してくることもありますし、良い大学を出ていれば一目を置かれることもあります。
また、大学によってですが卒業生ＯＢで形成する経営者の会等があるところもあり、そこに出席していると否応なく人脈は広がることとなります。
しかしながら、人脈作りも結局は実力如何となりますので、そういった会がなくとも独自に作り上げていくことができます。
つまり、行政書士として活動していく上では、ほとんど影響はありません。
高卒でも行政書士を開業することができる？
行政書士の受験資格では、学歴制限はありません。
また、行政書士を開業するにいたっても学歴制限はありません。
ただ、行政書士に登録するのには年齢制限があり、20歳以上にならなければ行政書士を開業することができません。
つまり、年齢制限さえ引っかからなければ、学歴関係なしに行政書士を開業することができるのです。
まとめ
行政書士は実力社会なので高卒だからといって、ほとんど活動に影響することはありません。
それよりも少しでも実務を磨いて、依頼をどんどんこなすことを考えましょう。
