実務未経験で行政書士を独立開業しても大丈夫なのか?



行政書士は独立開業型の資格となります。

これを活かそうとしたら独立開業するしかありません。

どこか行政書士事務所に就職してから、経験を積んでと先ずは考えるかと思いますが、すんなりそう計画通りにいく人は多くはありません。

多くの人は、実務未経験のまま行政書士を独立開業することとなるのです。

果たして、実務未経験のまま行政書士を開業しても大丈夫なのでしょうか?

この記事では、これらの疑問について現役の行政書士が解説していきます。

実務未経験で行政書士を独立開業しても大丈夫なのか?

実務未経験で行政書士を独立開業しても大丈夫なのか?

行政書士は基本的には独立開業型の資格となります。

そのため、行政書士事務所を独立開業しようとする人がほとんどなのではないでしょうか?

またそれに伴い、独立開業に向けて、どこかの事務所に勤めて実務経験を積みたいと思う人も少なくはないかと思います。

しかしながら、行政書士で雇用されるのは狭き門となり、実務経験を積むどころか、就職活動経験を積むこととなることが多いです。

そういった状況の中、多くの行政書士は実務未経験のまま独立開業することとなります。

いったい、実務未経験のまま独立開業しても大丈夫なのでしょうか?

行政書士登録をすれば実務研修に参加することができる

実務未経験でも大丈夫かなと思う人は、先ずは行政書士登録をしてみましょう。

行政書士登録をすると、行政書士会の実務研修に参加することができます。

その実務セミナーで実務について勉強し、少しづつスキルを上げていえば、実務未経験だからという不安は、少しづつ払拭されていきます。

また、この実務研修は、一般的に販売されている専門書にも掲載されていないような事が学べるので、やりたい業務の研修があれば必ず出席するようにしましょう。

積極的に支部の交流会に参加しよう

また、行政書士登録をすると、支部などの交流会に参加することができるようになります。

この交流会には同じ地域で活躍する行政書士の先輩方が参加しており、様々なことをお聞きすることができます。

距離が近くなれば、事務所運営のノウハウも教えてもらうこともでき、行政書士について情報を収集することができます。

そういったことから、たとえ実務未経験であったとしても、とりあえず開業することは重要であるといえます。

40代・50代・60代でも行政書士に転職は可能

行政書士は、即独する人がほとんどです。

ほとんどの人が実務未経験のまま独立開業します。

今でこそ年収1000万円以上稼いでる行政書士でに最初は未経験のまま独立開業しました。

つまり、皆同じ条件からスタートするので40代であろうと50、60代であろうと、年齢にかかわらず独立開業は可能です。

定年退職後に行政書士を開業する人も大勢いらっしゃいます。

もし、年齢を理由に行政書士をあきらめるのであれば、それはナンセンスと言えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?_

実務未経験で行政書士を独立開業しても大丈夫なのか?について解説してきました。

例え、実務が未経験であったとしても、実務研修や交流会などの制度が用意されているので、安心して独立開業することができると言えます。

あとは、やる気次第ということです。

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