行政書士を開業したからといって、仕事がふってくるわけではありません。
自ら営業し、仕事をとってこなければ、始まらないのです。
この記事では、仕事の受注方法について解説していきます。
行政書士の仕事の受注方法-紹介してもらう-
行政書士の仕事の受注方法は様々ありますが、王道として知り合いからの紹介となります。
知り合いからの紹介をもらうには日頃からの人付き合いが必要となります。
そのため、人とのコミュニケーションが苦手に方にとっては、不向きな営業方法となるかもしれません。
その場合は、他の営業方法に主にするか、コミュニケーション力を上げる努力が必要となります。
それでは、どうやったら知り合いかの紹介を貰えるようになるのか解説していきます。
ギブアンドテイクを心掛ける
知り合いからの紹介を貰えるようになる一番の方法は、まずこちらからギブをすることです。
ただたんに、仕事をくれくれくといっても親とか兄弟とかよっぽど近い間柄じゃないと、仕事なかなか紹介してくれません。
人は恩義を感じて、それを報いろうとして、そこで初めて動いてくれるものです。
そのため、こちらからまずはギブをしなくてはなりません。
まだ開業したばっかりだし、こちらから渡せる仕事はない、と思うかもしれませんが、渡すのは仕事とは限りません。
何か頼まれごとをした時の、ちょっとした労力や、困っていたときに逆に誰かを紹介したり。
そういった日々のコミュニケーションのギブの積み重ねが大事となります。
自分がやりたい分野の人脈をつくる
ただがむしゃらに、誰でもいいから人と接するとしても効率も悪くなりますし、自分がやりたい分野の仕事を紹介してくれるとは限りません。
そのため、コミュニケーションをとるにも、自分のやりたい分野の業界の人に対して行なう必要があります。
その分野の人脈を作るのにはどういたらいいのか?まずはそこからがスタートとなります。
また、世間は狭いといわれるように、その人脈を作ろうとしている業界も非常に狭いです。
そのため、一度その業界で有名になれば、紹介が紹介を呼び、紹介される率も非常に高くなります。
紹介してもらった仕事は親身に対応する
また、仕事をもらった時はいつも以上に親身に対応することが重要です。
親身に対応することにより、紹介した側も気持ちが良いものです。
気持ちが良ければ、また機会があれば誰かを紹介してくれます。
ここをおろそかにしてしまうと、次の紹介はもられなくなります。
行政書士の仕事の受注方法-ネット営業-
次に挙げられるのはネット営業となります。
ブログや動画、SNS等で情報発信していれば、そのサイト見た人から直接仕事が舞い込んできます。
この方法をとれば、人付き合いが苦手でも仕事がとれます。
行政書士は全国にたくさんしますが、依頼する側は皆が皆、知り合いに行政書士がいるとは限りません。
そういった行政書士の知り合いがいない依頼者は、主にネット検索で行政書士を探します。
そのため、ネット営業は有効となります。
デメリットしては、一昔前ではこのネット営業で多くの仕事をとることができましたが、現在では多くの行政書士がこれを行っているため競合他社が多くなります。
そのため一見、良いイメージがある、ネット営業でも、近年ではなかなか結果を残しづらい状況になっています。
そのため、営業ツールの一部と考えて取り組むと良いと思います。
行政書士の仕事の受注方法-セミナーを開催する-
仕事を受注するうえで、効率が良い方法としてセミナーの開催があります。
セミナーで先ずぞのジャンルに興味のある見込み客を囲いこみ、手ごたえのある人に営業をかけていきます。
コミュニケーション力はもちろん、話術も必要となります。
ただ、動画で情報発信できるスキルがあれば、セミナーは十分にできます。
対面でするか非対面でするかの違いになるだけの話です。
実例を挙げますと、小規模持続化補助金というものがあります。
これは、何か事業を開業している方が、その事業の宣伝をすると、その宣伝費の2/3を補助してくれるという補助金です。
これを活用すれば広告費の2/3を補助してくれるわけですから、費用対効果は非常に期待できます。
補助金の説明会を開催するとネットやハローページなどでみつけた事業者に当説明会のパンフレットを送付して、案内すれば一定の見込み客を確保することができるのでしょう。
こういった感じでセミナーを定期的に開催すれば、それに比例して仕事の受注も期待できるのです。
まとめ
仕事の受注方法は、様々な方法があります。
また、営業するにしても、営業する人の性格もありますので、どういったようにするかは試行錯誤して行ってみてください。
行動すれば結果は必ずついてくるものです。