フリップカート(Flipkart)とは、インドの巨大ECサイトです。
インドには現在、フリップカート(Flipkart)とアマゾン(amazon)の2大ECサイトがあり、そのうちの一つとなります。
アマゾンは日本でも有名ですが、フリップカートについてはあまり知られていません。
この記事では、このあまり知られていないフリップカートについて解説していきます。
目次
フリップカート(Fkipkart)とは?

フリップカートは、2007年に設立されたインドのEコマースのマーケットプレイスです。
創業者は元アマゾン社員のサチン・バンサルとビニー・バンサルです。
設立当初は、アマゾンと同じく書籍販売から始まり、今では音楽、ファッションや食品等80以上の商品カテゴリーを取扱い、商品数は1億5千万点以上となっています。
登録ユーザー数も3億5千万人以上となり、まさにインドのECモールの一翼を担うサイトとなっています。
フリップカートのサービス内容
フリップカートはインドで40%以上のシェア持っています。
そのフリップカートの中で、売れ筋商品となっているのが、おもちゃ・ベビー用品、スポーツ・フィットネス用品、美容・スキンケア用品、ファッション、電化製品、食料品、となっています。
その中でも、ファッションと食糧品の分野は売り上げの柱となっています。
商品の価格帯は安価でリーズナブル設定となっており、一般向けです。
また、セールも度々行われており、顧客のリピート率も高くなっています。
フリップカートの決算方法
フリップカートの決算方法は、クレジットカード、インターネットバンキング、ギフトカード、代金引換、デジタルウォレットと多様な選択肢があります。
また、配送面では、現在インド国内の主要都市を対象にFlipkart quickというサービスを2020年よりスタートしており、トイレタリー・電子機器・家電製品・食料品・スポーツ用品などを注文から90分以内で受け取ることができます。
フリップカート(Flipkart)は米国ウォルマートの子会社

2018年に米国に拠点を置く、ウォルマートが160億ドルをかけ、フリップカートの株式77%を買い取り、経営権を取得した。
現在では、このウォルマートの子会社となっています。
まとめ
現在、インドで40%以上のシェアを誇るフリップカートですが、今後インドの爆発的人口の増加と共に成長が見込まれます。
2023年には米国の株式市場にも上場を予定しており、国外へもサービスを展開していく予定です。
現在のところ日本からの出店は不可となっていますが、成長とともに日本への進出も待ち望むところとなっています。