スイングトレードとは 1日から2週間程度 、日を持ち越す短期売買手法です。
他の短期売買の手法には、スキャルピング(1ティック以上)、デイトレード(数分から数時間)がありますが、
どちらもサラリーマンを兼業しながらトレードできるスタイルではないですよね。
デイトレードなんかやってたら、仕事に集中できませんし、怒られます。
兼業に向いているのは、スイングトレードや中長期トレードになります。
その中でもスイングトレードは比較的早く資金をまわしていく手法になります。
スイングトレードとは
スイングトレードのメリットは普段会社に勤めていても
帰宅後に値動きのチェックをし、翌日の取引時間が始まる前に注文を出しておけば売買ができます。
また、SBI証券を利用すれば 夜間でも利用可能なPTS取引ができますので、帰宅後でも売買可能 です。
数日間持ち越すためリスクも増えますがリターンも大きく狙える事ができ、もしジャスダックやマザーズ銘柄、テーマ株などの話題性のある銘柄で高騰銘柄を掴めたならば、 2~10倍の利益も十分狙えます 。
また最大のメリットとしまして中長期投資からの目線でみた場合、資金効率のよさがあります。
株価とは絶えず上がり続けるものではなく
上げ下げを繰り返して徐々にあげていくものです。
下げているときは含み益が増える場合ではないので資金効率は悪くなります。
しかし、スイングトレードでは株価が上がっているときだけ株を持ち越し、
下げる前には利確、そして他の銘柄に移動していきます 。こういった含み益が増えるところだけ資金をぶつけていき 資金効率の最大化 を目指していきます。
スイングトレードでの勝ち方

スイングトレードで必要なテクニックとしてテクニカル分析・ファンダメンタル分析・板読みの技術などを組み合わせたゲーム感覚のような瞬発力などが必要です。
また、中長期投資目線とも異なり、 テーマ株などの値動きが激しい話題性のある銘柄に短期決戦で投資 します。
そのためマクロ経済の流れを洞察しながら、資金の流れを読み解き、資金の集まるセクターに移動していきます。
最終的には株は人気投票となりますので入るタイミングと出るタイミングが勝ち負けを決します。
そのため、各分析技術および損切りルールや利確ルールなどとても重要となります。
スイングトレードでは、短時間での結果を狙いにいくため、トレンドフォロー手法が基本となります。
それでは、トレンドフォローとはなんなのでしょうか?
トレンドフォローで狙え
トレンドには上昇、下降、横ばいの3種類があります。
トレンドは流れのようなもので、上昇トレンドの時に流れに乗って買い、下降トレンドの時には流れに乗って売る
これを「順張り」といいます。
順張りとは、値動きに合わせて仕掛けることです。上昇トレンドの時は上昇波動に合わせて買い、 逆張りとは、値動きに逆らって仕掛けることです。 |
これに反してトレンドにあえて逆らうトレード手法を「逆張り」といいます。
一般的に 順張りは短期売買 、逆張りは中長期投資に向いていると言われています。
「順張りは」上昇波を確認してから買うので、利益がのることが早いのですが、
底を拾うことがほぼ不可能なのでエントリーの出遅れ感は否めません。俗に「頭と尻尾はくれてやれ」と、言われるトレードになります。
スイングトレードではこのトレンドフォローでエントリーしていくので基本的には大局観さえ見誤らなければ勝てます。
大きなトレンドに乗れれば乗れるほど、利益が出ますので銘柄選びには慎重になってください。

上の図ではサポートラインでヨコヨコしてからの上昇トレンドになっています。
上昇トレンドに転換したことを確認してからエントリーをすれば、すぐ利益に繋がります。
日足のみではなく週足も重要
トレンドを読むときに最も重要なのが週足です。いくら日足のトレンドが上を向いていても、週足が下を向いていたら、
そのトレンドは長く持ちません。
日足のトレンドが上を向いていて、かつ週足も上を向いている、銘柄にエントリーするといいでしょう。
最後にスイングトレードで有名なBNF氏を紹介します。
2000年に100万円程から株式投資をスタートさせ、現在資産は2000億とも3000円億とも
投資業界では知らない人はいない有名人である。そんなBNF氏の得意の手法がスイングです。