わが日本では労働人口の減少がますます進み、人手不足に陥っています。その中で、外国人労働者を雇用する企業も増加してきて、今では外国人雇用は事業主にとってはきってもきれない問題となっています。本記事では、外国人雇用のメリットについて解説していきます。解説は外国人就労ビザを専門としている行政書士がします。
外国人労働者のニーズの高まり
厚生労働省では2017年にて外国人労働者が、128万人を突破したと発表しています。
これは厚生労働者を義務化をしている「外国人雇用状況の届出」によって数字化したものなので、さらに多くの外国人労働者が日本に滞在していることが推測できます。
日本の就業者が6530万人と言われていますので、外国人労働者が2%ほど占めているという計算になります。
私的には将来的には、10%を超えるくると推測しています。
インバウンド需要が特に目立つ外国人労働者
外国人労働者を雇用する事業所では、製造業がもっとも多くなっていましたが、昨今では宿泊業、サービス業、卸売業、小売業などのインバウンド需要が拡大しております。
インバウンド需要に関しては、今後さらなる外国人観光客の増加と共に、拡大していくこととなります。
外国人雇用のメリット
外国人を雇用するメリットについて、以下のものが挙げられます。
・海外進出への足掛かり
・若い労働力が確保できる
・職場環境の改善できる
それでは次にそれぞれ解説していきます。
海外進出への足掛かり
外国人労働者受け入れる最大のメリットと言えば、海外の市場への足掛かりにするというスキームを組めることです。
工業製品に限らずあらゆる商品の生産拠点はアジアにあります。
外国人労働者受け入れで、両国企業の良い関係づくりは武器になります。
また、今までに日本にはなかった発想を、外国人労働者たちはもたらしてくれるなどメリットはたくさんあります。
若い労働力が確保できる
少子高齢化の日本において期待される労働力は「女性」と「高齢者」と言われています。
しかし、力仕事など若い男性の力が必要な職場においては、外国人労働者受け入れのメリットは大きいでしょう。
また、外国人採用の場合は、日本の採用市場と異なり、20~30代の若手人材を採用しやすいというメリットもあります。
職場環境の改善できる
多様なバックグラウンドや価値観を持つ外国人を雇用することは、職場の活性化につながります。
日本人だけのチームでは決して生まれてこない柔軟な発想や新しい仕事の取り組み方などは、外国人人材から学ぶべき点が多くあります。
また、外国人には熱心に仕事に取り組む人も多く、その姿勢を見て日本人の労働者も触発されるなどのケースはよく聞きます。
外国人雇用のデメリット
外国人雇用のデメリットとしては、
・雇用費用が日本人と変わりがない
・文化の習慣の違いからマイナス働く場合がある
・日本で生活するケアをしないといけない
などが挙げられます。
どんな、事柄に対してもメリット・デメリットはありますが、メリットが勝っているのであれば、外国人雇用はするべきです。
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いかがだったでしょうか?外国人雇用のメリット・デメリットの解説でした。
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