経営事項審査(経審)ISOの登録状況【W8】



ISOとは国際標準化機構が定めた規格のことで、経営事項審査(経審)では、これらISO9001とISO14001を登録していると、5点づつの加算されます。

これらは、ただたんに登録をうけているだけでは評価されない場合もありますので、それもふまえて解説していきます。

行政書士
解説は建設業許可・経審を専門としている行政書士がします。

経営事項審査(経審)のISO登録状況

ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化機構)のことをいいます。

その名の通り、国際間の取引をスムーズにするために共通の基準を決めるということです。

この機関が定めているのが、ISO規格です。

国際規格はそのまま国内規格となるため、 国際取引がない会社にも適用されます。

数あるISO規格の中で、経営事項審査で加点を認めているのは次の2点となります。

・ISO9001

・ISO14001

ISO9001(品質マネジメントシステム)

顧客に品質のよいモノやサービスを提供すること、つまり『顧客満足』を目的としている。

ISO14001(環境マネジメントシステム)

会社を取り巻く地域の方々(利害関係者)のために環境に悪影響を与えないようにすること、つまり『環境保全』を目的としている。

 

経営事項審査での加点条件

経営事項審査での加点条件は次のとおりになります。

  1. 認証範囲に建設業の許可を有する業種が含まれていること
  2. 会社の全ての営業所が認証の範囲である
  3. 審査登録機関が公共財団法人日本適合性認定協会(JAB)の認定を受けている

経営事項審査の申請時に、このISO9001・ISO14001の登録証の写しを提出が必要となるのですが、上記の3条件が確認できない場合は加点が認められません。

申請前にもう一度チェックしてみましょう。
 

ISO9001・ISO14001の登録状況の評点

ISO9001・ISO14001の登録状況の評点はそれぞれ次のようになります。

区分 ISO登録の状況 点数
1 ISO9001およびISO14001の登録 10
2 ISO9001の登録 5
3 ISO14001の登録 5
4 0

 

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いかがだったでしょうか?「ISOの登録状況」についての解説でした。(⇒経営事項審査の評価項目ガイドに戻る

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