経営事項審査(経審)若年の技術者及び技能労働者の育成及び確保の状況」は、35歳未満の技術者をターゲットに創設されています。
今までは、人材不足のため35歳未満の技術者を確保するのは、難しい状況にありました。
しかし、特定技能ビザが新設された事により、今後注目される項目になりつつあります。
本記事では、この「若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況」について解説していきます。
目次
若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況とは
若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況では、以下の条件をいずれか満たせば加点対象になります。
また、両方満たす場合はそれぞれ加点されます。
- 審査基準日において、技術職員名簿に記載されている満35歳未満の人数が、名簿全体の15%以上であった場合
- 審査対象事業年度において新たに記載された満35歳未満の者が全体の1%以上であった場合
経営事項審査(経審)での点数表
区分 | 若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況 | 点数 |
1 | 満35歳未満の人数が技術職員名簿全体の15%以上 | 10 |
2 | 審査対象年度に新たに記載された満35歳未満が技術職員名簿全体の1%以上 | 10 |
3 | 無 | 0 |
経営事項審査(経審)評点アップ
ここでの評点アップのポイントは、いかにして35歳未満の技術者を確保するかです。
しかし、せっかく35歳未満の人材を確保しても、技術者名簿に記載できなければ意味がありません。(⇒技術職員名簿とは)
技術者名簿に記載するには、実務経験や指定された資格を保有しなければなりません。
指定の資格はかなりの数がありますが、その中でも狙い目の資格が当然にあります。(⇒経審人気の資格)
35歳未満の人材が確保できれば、次は資格取得を促してみてはいかがでしょうか。
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いかがだったでしょうか?「若年の技術者および技能労働者の育成および確保の状況」についての解説でした。(⇒経営事項審査の評価項目ガイドに戻る)
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