定款を作成する場合、定款に会社の事業年度を記載しなければなりません。
事業年度とは、会社の経営成績や財務状態を明らかにする目的で、決算をするために設けられた一定の期間のことを指します。
本記事では、この事業年度の決め方についてまとめ解説していきます。
目次
会社の事業年度とは
会社を設立する際、事業年度を決めなくてはいけません。
事業年度とは、会計のため事業活動を区切った期間のことをいい、会社はこの期間をもとに決算を行います。
会社設立の際は、1年以内であれば自由に事業年度を決めることができますので、節税効果や繁忙期などを考慮して決めましょう。
また、事業年度は任意的記載事項であり、定款に記載するかどうかは自由に決めることができます。
事業年度を決めるポイント
事業年度を決めるポイントとして以下のことが挙げられます。
・節税効果を狙う
・繁忙期を避ける
事業年度(決算日)により、消費税の免除額が変わります。
そのため、より節税効果を狙える事業年度にしましょう。(⇒節税効果が狙える決算日の決め方)
決算期は、会社が存続する限り必ず毎年やってきます。
繁忙期を決算期にしていると、毎年忙しい中で確定申告の準備をしなくてはいけません。
また税理士と契約をしている場合は、その税理士の繁忙期を避けるのもポイントとなります。
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いかがだったでしょうか?定款作成における事業年度の決め方についての解説でした。(⇒定款作成ガイドに戻る)
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